運営団体のご紹介

かんしんテレビとは

運営団体

理事長挨拶

平素より皆さまのご愛顧を賜りまして、誠にありがとうございます。

当組合は、昨年、東京都信用組合協会所属の信用組合と合同で「SDGs(Sustainable Development Goals) 宣言」を行いました。それに先立つ2018年には、当組合単独でも、「かんしんSDGs宣言」を対外公表しております。SDGsは2015年の国連サミットで採択されたもので、地球上の誰一人として取り残さない、持続的で多様性と包摂性のある社会を実現するための17の目標が掲げられました。
細分化した項目も含めれば数多くの目標がありますが、敢えて一言で言えば、それは「他者への思いやり」だと思います。例えば、環境への配慮も次世代への思いやりに他なりません。

理事長 野村 勉

そして「他者への思いやり」という意味では、ともすれば金融面で取り残されやすい中小零細の企業や個人の分野で、相互扶助の精神で助け合う信用組合の活動そのものと言っても過言ではありません。このように捉えると、当組合の経営理念とも合致していることから、経営方針の中核に据えて、身近にできることから、具体的に実践を重ねているところであります。

さて、一昨年よりコロナ禍による生活や経済活動の混乱、そして先行き不透明な状況が続いてきました。
ワクチンの普及、治療薬の登場等を踏まえますと、また、過去の世界規模の感染症の経験に照らしましても、コロナ禍は早晩収束に向かうだろうと思いますが、一方で、ロシアのウクライナ侵攻を含む世界情勢の中で、原燃料費の上昇基調に伴うコストプッシュ型のインフレーションが忍びよってきており、全体としては厳しい経済環境が続くものと見込まれます。コロナ禍で体力が弱っている中でのコスト高を伴う経済環境ですので、今年度以降がむしろ正念場になると言えるかもしれません。

皆さまにおかれましても、ご苦労が絶えないことと思いますが、このような時だからこそ、他者への思いやりを理念の根底に据え、相互扶助の精神を体現する、地域・コミュニティの金融機関としての当組合がお役に立てる時だと思っております。人間の体に例えて金融が血流であるとすれば、金融機関は血管、とりわけ、信用組合は毛細血管であろうかと思います。地域に根差した、特に、中小零細の企業や個人の皆さまに最後に行き着く血管として、最大限の機能を発揮していきたいと考えております。

当組合は、他者への思いやりを大切に、「いつでもそばに、最後までそばに」をモットーに、皆さまのお役に立てるよう努力をしてまいります。


当組合の概要

2022年3月末現在

設立 昭和40年5月10日
事業概要 中小企業ならびに一般個人のための金融機関
出資金 162億6,362万円
純資産 215億5,707万円
店舗数 27店舗【22支店(本店営業部含む)、4出張所、1法人営業所】
預金高 3,533億円
貸出金 2,774億円
組合員数 43,579名
役職員数 393名